2020年2月8日(土)

先月の初釣行の日から、雨や強風、寒気の南下とかで27日間も釣りに行けてませんでした。
天気が悪くても釣具屋さんには行けるので、情報収集して回ってみますが、良い話は聞けません。
この時期は寒いので、良い釣果に恵まれないのは仕方が無いけど、釣りに行けないのは辛いですね。
気温は低いが、風がそんなに吹かない予報だったので、久しぶりに周防大島町の漁港へ黒鯛釣りに行ってみました。
まだ暗い午前7時ころに現着すると、常夜灯の下でアジ釣り(アジング)してる先行者が居ました。
「寒い中・・ご苦労様です!」
冬に夜釣りしてる人は、根性あるから尊敬しますね。
エソテマは最低気温3℃でも音を上げるほど、寒さに弱いヘタレなんで、とてもじゃないけど真似できません。
車の中でカップ麺を食べながら夜が明けるのを待ちます。
日が昇れば、少しは暖かくなるしね・・・。
始めたころは風がなかったので、撒き餌を作ってると汗ばむくらいでしたが、時々冷たい風が吹き始める様になると、海水に濡れた指先が凍てつきます。
釣り始めて1時間くらい過ぎたころ、漁師のおっちゃんが様子を見に来た。
「いつもなら、そこここで大きなチヌが見えちょるが、最近は全く見えんから今日は釣れんのじゃないか。まだ時期が早いよ。」って言われた。
「えぇっ・・・・黒鯛居らんの?・・・それでも1匹くらいは居るんとちゃう・・・居らんかな?他へ移動するのも面倒やから、今日は、ここで玉砕します。」と返事すると、「まぁ頑張りんさい。」と笑って行っちゃった。
それから2時間くらい経っただろうか、漁師のおっちゃんが「釣れたか?」言うて、コンビニのコロッケを差し入れしてくれました。
おっちゃん!いつもありがとうございます。
寒さに耐えて5時間頑張りましたが、何の反応もありません。
オキアミも練餌も黄色い奴も、齧られもしません。
グゥフゥが居ないのは良いのですが、黒鯛が居ないのは問題です。
でも、足元の海藻にタムロしてる小メバルは活性が高い。
息抜きで小メバルを釣って遊びますが、正午を迎えて、遂に諦めました。
わずかに残った撒き餌を撒いてると「キラリ」と何かが海底付近で舞ってます。
「ん・・・?黒鯛が寄ってきたのかな・・・・?」
半信半疑でオキアミを投げてみると、ラインを持っていくアタリが出ました。
バシッと合わせると元気よく泳ぎますが、どうも重量感が無い。
浮いてきたのは34cmのキビレでした。
釣果(1)670pix
去年の2月も、この漁港でキビレ釣った様な・・・・・。
この時期、この漁港には黒鯛居らんのか・・・・?
諦めかけた時に釣れたキビレに感謝しつつも、納竿デス。
2020年02月08日_東安下庄の潮汐表_670pix
後片づけしてる時にも他の漁師のおっちゃんに「釣れたかの?」って聞かれたので「キビレが1匹釣れたよ」と言うと「この時期に珍しいのぉ。1匹でも釣れたら上等じゃぁ。」って言われたので、本当に厳しいコンディションやったのかな?
釣果も気温も寒かった1日でした・・・・。
おもろないけど、動画もどうぞ。